若い人と話すと新しい用語を覚える。
「推しメン」とは自分の好きなグループのメンバーのことを言うらしいと知ったのは去年ぐらい。
今日は新しい言葉を覚えた。「推しワニ」
「ゴォー💚、ゴォー💚、おかしいな、、、今日はこっち見てくれない、、、」と言うのは鬼山地獄の若い女性のスタッフさん。ワニの容姿がとにかく好き。
「恐竜みたいでかっこよくないですかー?」と私に聞くので「うん!かっこいい!」とは言ってみたが、どのワニも大きい小さいの差ぐらいで全て同じに見えるので、「ゴー」さんが一番かっこいいかどうかはわからない。
絶滅危惧種であるワニを産卵、孵化、飼育しているという日本では2つしかない貴重な場所である。スタッフさんといえば、日本中からワニ好きが集まっているのではないかと言う熱心ぶりだった。
毎晩当番制で夜の見回りをして、卵が産まれていたら他のワニから食べられたり壊されたりする前に、夜中でも全員召集で卵の回収をする。別府の特産品「竹」を使い、ワニを卵から遠ざける担当、卵を丁寧に移動させる担当など、かなりテクニックのいる作業らしい。
危険動物には一匹ずつに名前をつけて保健所に届けないといけないらしく、オリにはワニの名前が丁寧に表示されてる。
それにしても愛嬌のある名前が並んでるのを見るとやはり「ワニ愛」を感じるのである。
今朝卵を産んだギイ
熟女のまさみ 51歳
2歳のなつき
体の大きいフェクト
4歳グループの ジムニー、ミッキー、ティア、ホーリー、エル、ヘルカイト
彼女の「推しメンのゴー様」が少しかっこよく見えてきた。
あ、いや、「推しワニ」だった。