堂々とした仁王像は今にも動き出しそうなほどの迫力。せりあがる筋肉、浮き出した血管、憤怒の形相、細部まで眺めるほどに惚れぼれします
鎮守の森に抱かれた国東を代表する寺院
両子山の中腹にある両子寺は718年に創建され、かつて多くの僧が修行をした寺です。
国東の寺院を総括する寺院でもあります。
車で訪れた場合は駐車場から少し下った無明橋まで足を運び、足の筋が浮き立った力強い仁王像をご覧ください。たびたび冊子の表紙やポスターにも登場するその姿は、見る者の心を強烈に惹きつけてやみません。
仁王像のすぐ後ろから真っすぐ伸びる石段は、移ろう四季の様子を間近に感じられる気持ちの良い場所。特に紅葉の時期の美しさは格別です。
境内は「瀬戸内海国立公園」「森林浴の森 日本100選」などに指定されるほど、豊かな自然にあふれています。子授け祈願の寺としても有名です。
広い境内を巡るには、少なくても40分程度はかかりますので、時間に余裕をもって参拝しましょう。
仁王像の後ろには趣ある石段
無明橋の下には小さな観音様
子授け祈願をする奥の院
紅葉の時期は息をのむ美しさ
落ち葉で彩られる参道
住所:国東市安岐町両子1548