上宮へ登る前の参道の突き当りにある禊所(はらえど)。大きな樹々に囲まれた池の奥には、清らかな音をたて流れる滝があり、静謐な空気に包まれています
八幡神の総本宮
日本国内にある約11万の神社のうち、約46,000社が八幡宮です。宇佐神宮は、その八幡宮の総本宮で、日本全国から参拝者が訪れます。
創建は西暦725年。境内は60ヘクタールの広さを誇り、原生林に囲まれた広大な杜となっています。歴史的・文化的に貴重な建造物も多数あり、すべてを巡るには相当な時間がかかるでしょう。
春には500本の桜が花開き、夏には池一面に蓮の花が咲き誇り、秋には燃えるような紅葉が見られ、四季を通じた自然を感じられる神社です。
大きな鳥居をいくつもくぐり、深い杜を上へ上へと進みゆく参道では、歳月を経た巨木や飛び回る野鳥に出会います。
山頂に鎮座するのは朱塗りの美しい本殿がある上宮です。普通の神社と違い、参拝方法は「二拝四拍手一拝」となっています。
夏には約1万株の古代蓮が花開きます
可愛らしいひょうたん形の絵馬
鳥居の向こうに見えるのは西大門です
上宮は全国からの参拝者で賑わっています
住所:宇佐市大字南宇佐2859