神社女子

「稲積さん!宇佐神宮の聖域、御許山に登りましょうよ!」

 

神社女子かつ登山女子でもあるなっちゃん師匠は、またしても私を秋の行楽へと誘う。

それもこれも、浜脇のジムにあれから全く行ってない、そんな私の運動不足を憂うなっちゃん師匠の思いやりでもあると思う。

御許山の前に、もちろん全国の八幡宮の総本山である宇佐神宮から。

 

***

 

早朝ということもあり空気はひんやりとしていつもより静寂が深い。

「稲積さん、御朱印帳忘れてないでしょうね!」

入り口で御朱印を頼み番号札を受け取りいざ本殿へ。

 

すぐ前の手水を使うのだが、ちょっぴり寒いので洗い方も少々簡単に。なっちゃん師匠の鋭い視線を感じながら無事に終了。

 

「左側を歩きましょう」

真ん中は神様の通るところだからと。そういえば、東京も左側通行だったなーなんて考えながら階段を進む。

本殿で奮発して100円を入れ(誰かに少な!って言われそうだけど)

「えっとー、2礼、4拍手、、、」ガイダンスの図を見ながら「パン!パン!パン!パン!」と響かせる。

なっちゃん師匠の拍手が、「カスッ!カスっ!」って全然下手なので指導してあげた。

 

ふり返ると山が見える。

「稲積さん!あれが御許山です!行きましょう!」

 

御朱印帳を受け取り300円を支払い、いざ聖域へ。

 

駐車場から歩きはじめてすぐに「はーはー」と息が上がるほどの急勾配。しかし、程なく急な上りは終わり比較的平坦な道へ。

 

なっちゃん師匠はまるで子供を楽しく歩かせるように私に話しかける。

「時々、鹿が出て来るんですよ。さーって歩いて行ってー。もののけ姫に出てくるみたいな。すっごく綺麗ですよー」

鹿が出てこないかなーって考えるだけでツライ坂道も楽しくなった。

 

40分後、台風で折れてしまったというイチョウの大木の幹が見えた。その奥に小さな神社。お賽銭を入れようと正面に立つと思わず声が漏れた。

 

「奥に鳥居が。。。」

 

そこから先が人間が入れないところだと言う。神様が降り立った場所と言われている。

さすがの空気。

ちょっと奮発して105円。

何もお願い事などせずに、空っぽにして身体中にエネルギーを通す。

 

「稲積さん!帰りは ポカラ のカレー食べて帰りましょうよ!」

さすが、なっちゃん師匠。私の扱いを知り尽くしてる。

 

たくさん歩いたご褒美は身体中に染み渡るおいしいカレーだった。激ウマ。

「宇佐神宮」の情報

住所 大分県宇佐市南宇佐2859
電話番号 0978-37-0001
開門時間 【4月~9月】5時30分~19時
【10月~3月】6時~19時 ※正月期間中を除く
駐車場 あり
WEB http://www.usajinguu.com/

「ぽから」の情報

住所 大分県宇佐市大字正覚寺1199-1
電話番号 0978-33-2872
営業時間 12:00~20:00
定休日 火・水曜
駐車場 あり

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