長い年月を風雨に晒されながら、現在までその姿を保ってきた磨崖仏群。深い亀裂が悠久の時を感じさせます
900年の時を経て残る天然の岩壁の仏たち
12世紀~14世紀にかけて天然の崖に彫り込まれた磨崖仏群ですが、いつ、誰が、何のために彫ったか、その記録は残されていません。
繊細かつ表情豊かで、日本で最も美しいといわれるこの磨崖仏は、その仏像彫刻としての価値が高く評価され、昭和29年には特別史跡、平成7年には国宝に指定されています。
この美しい磨崖仏群を、後世に残したいという多くの人々の強い思いと努力により現在も守り続けられています。
石仏の劣化を免れるため、現在は覆屋が設置されています
ズラリと並ぶ磨崖仏群は大迫力
格子に前掛けがつけられ、花が供えられており、現在も大切にされています
住所:臼杵市深田804−1